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隣人との境界線トラブル

隣人との境界線トラブル

英国の中で特にイングランド人は性格が陰湿である、とよく言われる(これに比して、スコットランド人はもっと男性的で、直接的)。米国人のようにオープンに正面切ってはっきりとモノは言わず、その分だけ執念深い。それは近所付き合いについてもそうだ続きを読む前に、ご協力お願いします,rmt!⇒ 人気blogランキングへ

先日、筆者が住むフラットの入り口ドアの郵便受けからノートの紙切れが投げ入れてあった,ro rmt。広げてみると、手書きで「お宅の自転車は私有の通り道上にあって、邪魔になっている。退かしてください。ありがとう!」と書かれていたわがフラットの建物と北側に位置する二階建ての続き住宅四軒の間には幅五十センチ余りのほとんど使われていない袋小路の狭い通路があって、北側住民たちの裏庭からの出口扉が面している。他方、わがフラットの一階入り口はその通路から同じく五十センチ引っ込んでいるだけだ。入り口には置けないと思い、自転車を通路側にはみ出して置いていたのだが、ついにクレームが来たのだしかし、手紙には何らの差出人の名前が書いていない。また、過去一年半も置いていて何ら問題なかったのになぜ今ごろ言ってくるのだろう、と不可解だった。こういう場合に日本であれば、直接会って苦情を言うのが普通で、話し合いで決まるのだが……英国では、例えば裏庭の垣根が少しはみ出していただけで、お隣さんと何十年にもわたって互いに嫌がらせをするなどの陰険な争いをしているケースが結構多い。揚げ句の果てに、訴訟事件や殺人事件にまで発展しているイングランド人の普段の温和な紳士面というのは、やはり仮面にすぎないのだ。

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日記 | 投稿者 roudtd 14:12 | コメント(0)| トラックバック(0)
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